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コラム

アクリルディスプレイの耐久性について

見栄えの良さだけではない


店舗でも商品を飾る時に使われてるアクリルディスプレイは、ガラスのように透明感があり、高級感を演出します。
実際にはガラスよりも光線透過率が高く、光が通りやすいです。
そのため、照明や窓から入ってくる太陽の光が綺麗に反射し、飾っているものをより上品に見せることができます。
見栄えがいいため活用されているイメージがありますが、ほかにもメリットがあるのです。
それは、耐久性です。
ガラスは落としたり、ぶつかるとすぐにヒビが入って割れてしまいまい、高いところから落下すると破片が飛散します。
アクリルディスプレイは耐衝撃性にも優れているため、大きく飛び散ることがありません。
ガラスと比較すると10〜16倍もの強度があるそうです。
万が一、お客様が誤ってものをぶつけてしまったり、ケースやスタンドを落とすことがあっても、怪我をさせてしまう心配もありません。
自宅でも小物を飾るのに使用すると、安全です。
お掃除の時に、手が滑って落としてもちょっとの衝撃で割れることはないでしょう。

気象の変化にも対応できる

耐久性は衝撃に強いだけではありません。
耐候性にも優れています。
太陽の光や雨、雪などにも強いため、看板や建築材料としても使われていることが多いそうです。
日当たりの良い部屋においても、中に飾っているものが劣化することはありません。
そのため、大切なコレクションを窓際に飾っても劣化の心配をせずに楽しむことができるでしょう。
このように耐久性に優れているアクリルディスプレイですが、欠点もあります。
それは、熱に弱いことです。
木材と同様の燃焼性があるため、火の近くや高温環境に適していません。
燃えたときは一般の消化方法で対処できますが、活用するときはできるだけ高温を避けるなど、温度に注意してください。
また、燃えるまではいかなくても形が変形する可能性があります。
マイナス40度からプラス65度までは問題ないため、室内で普通に飾っていれば、変形することは滅多にないでしょう。
メリットを知った上で、小物を収納するケースやスタンドとして活用してみてはいかがでしょうか。